ユーグレナってなに?ユーグレナの特徴や含まれている成分、期待できる効果などを解説!

ユーグレナとは

ユーグレナは藻の一種で、豊富な栄養素をバランスよく含んだ自然素材として注目が集まっています。
では、そのユーグレナとはどういうものなのか、紹介していきます。

ユーグレナの名前の意味

ユーグレナは、オランダのレーウェンフックによって発見されました。
ユーグレナの見た目は、葉緑素による緑色をしていますが、その他の色素によってオレンジ色や赤色をしたものも存在します。
目のような形の中に、オレンジや赤の点が存在するために、ラテン語で「美しい(eu)眼(glena)」という意味を持つ「ユーグレナ」と名付けられました。

ユーグレナの特徴

ユーグレナは、和名でミドリムシといい、藻の一種です。
ユーグレナとミドリムシは別のものであると考えられがちですが、実は、同じものなのです。
ユーグレナの特徴として、植物と動物の両方の性質を持ち合わせているという点があげられます。
ユーグレナは、植物のように光合成をして栄養分を体内に貯め、動物のように細胞を変形させて動くという性質を持っています。
そんなユーグレナには、59種類もの栄養素があり、人間が生きていくために必要な大半の栄養素が含まれています。
最近では、ユーグレナが生活習慣病改善や免疫力を保つ効果などに貢献してくれることが研究によって示唆され注目が集まっています。

ユーグレナの歴史

ユーグレナは地球誕生後の原始の地球で初めて誕生した生物の一つです。
1660年代にオランダのレーウェンフックによって発見され、その見た目から「美しい眼」という意味である「ユーグレナ」と名付けられました。
1970~1990年代にかけて、宇宙開発や医療での研究が進みました。
そして、2005年にユーグレナ社が世界初のユーグレナ屋外大量培養に成功しました。
さらに、2010年よりミドリムシを原料としたバイオ燃料製造の研究が開始されました。