「藻活(もかつ)®プロジェクト」始動!多業種11社連携で藻類の魅力発信― 藻類で整う、あなたの毎日。おいしさと健康で日常をアップデート! ―
伊那食品工業株式会社、クロレラ工業株式会社、株式会社SARABiO温泉微生物研究所、株式会社サン・クロレラ、株式会社壮関、ニコニコのり株式会社、株式会社ピエトロ、フジッコ株式会社、株式会社丸井グループ、株式会社ユーグレナ、株式会社ラムラの
大型藻類の一種であるわかめについて解説します
わかめは、日本の食卓に古くから親しまれている褐藻類の海藻です。柔らかな食感とほのかな磯の香りが特徴で、生わかめは鮮やかな緑色、乾燥わかめは保存性に優れています。三陸海岸や鳴門海峡など、潮の流れが速い地域で質の高いわかめが育ちます。
わかめは部位によって異なる特徴を持っています。葉の部分は柔らかく、味噌汁や酢の物に最適です。茎の根元にできる「めかぶ(成実葉)」は、ヒダのように複雑に折り重なった形状で、刻むと強い粘りが出るのが特徴です。この粘り成分はフコイダンやアルギン酸などの水溶性食物繊維で、葉の部分よりも豊富に含まれています。また、わかめの中肋や茎の部分の「茎わかめ」は、コリコリとした歯ごたえのある食感が楽しめ、捨てられがちな部位を活用した食材として注目されています。
わかめは流通しているもののほとんどが養殖品で、塩蔵わかめやカットわかめとして1年中食べられますが、生わかめの旬は春先です。
わかめは低カロリーでありながら、食物繊維とミネラルが豊富に含まれています。

わかめには、科学的研究によって以下の健康効果が報告されています。
筑波大学の研究チームによる分析(2020年、European Journal of Clinical Nutrition)では、海藻に含まれるアルギン酸などの水溶性食物繊維が血圧、血中脂質、血糖、体重を抑制する作用があり、海藻を多めに摂取することでこれらの効果が確認されました。
また、大妻女子大学の青江誠一郎教授による研究では、50人の肥満域にある男女が昆布粉末(アルギン酸3.3g含有)を8週間摂取したところ、男性の体脂肪が有意に減少し、特に内臓脂肪の減少に効果があることが示されました。
NPO法人フコイダン研究所の研究(2004年)では、フコイダン混合食品の摂取によりNK細胞活性が亢進し、がん細胞の増殖が抑制されたことが報告されています。ただし、これらは研究段階の効果も含まれており、わかめを食べることで病気が治療できるわけではありません。
めかぶは、わかめの他の部位よりもフコイダンが豊富に含まれており、特に強い粘り成分による健康効果が期待されています。
・整腸作用:水溶性・不溶性食物繊維が腸内環境を整える
・便秘解消:アルギン酸が便を柔らかくし、排出を促進
・腸内細菌のサポート:日本人の腸内には海藻を分解する特殊な酵素を持つ細菌が存在(日本人の約9割に確認、他国では15%以下)
・骨や歯の形成を助ける
・骨粗しょう症の予防
・血液凝固を助け、出血を予防
・エネルギー代謝をサポート
・体内の酵素の正常な働きを助ける
・血管を拡張し血圧を下げる
・体内の水分バランスを調整
・むくみ予防
・余分な塩分の排出
ヨウ素の過剰摂取に注意: ヨウ素は必要な栄養素ですが、過剰摂取すると甲状腺機能の低下や亢進を引き起こす可能性があります。極端にわかめばかり食べるような食事でなければ心配ありませんが、食べすぎには注意しましょう。
北海道大学の研究では、フコキサンチン2mg/日を8週間摂取したところ、HbA1c(血糖値変化の指標)が下がり、別の試験では体重や肝臓の脂肪量が減少したことが報告されています。
約93,000人(45〜74歳)の日本人を対象とした大規模研究では、海藻の摂取量が多い人は死亡リスクが6%低く、昆布、海苔、わかめなどをほぼ毎日食べる人は、虚血性心疾患のリスクが男性で24%、女性で44%低下していました。
是非、日々の食事にわかめをプラスして健康的な生活を過ごしましょう